これもまた過ぎ去るだろう

好きな言葉。

 

「ニューアース」でエピソードとして紹介されていたんですが、とある国の王様が「良い事悪い事に一喜一憂し過ぎる癖を治したい」と国一番の賢者に相談した。

 

賢者は日を改めて、「これもまた過ぎ去るだろう」と刻印された指輪を渡し、「心が動揺したらこれを見てください」と王様に話した。

 

という感じです。

 

自分としても、良い事があれば良い気分になり、悪い事があれば必要以上に落ち込んでしまう・・・そういう癖があります。

 

外部の出来事のような最も不確かで遷ろうものによって、幸・不幸が左右されている状況では本当の幸せではないですよね。

自分がどれだけ努力しようと、何をしようと外部の状況は変わってしまうものです。良い事も悪い事も。

結局は自分の心持ち次第なので、常に良い気分でいる事、いちいち外部の出来事に心を惑わされない事。

惑わされそうになったら「これもまた過ぎ去るだろう」と唱えて、不安定な心を落ち着ける。

 

それを意識しないで出来るようになれば、今まではとは違った世界が開ける事になるんだろうなぁ、と思います。